前回までは、核戦争が起こって地下核シェルターである「Vault111」に避難し、そしてそこから脱出するまでのストーリーをご紹介してきました。
氷漬けにされて、冷凍保存されていた主人公・アキさん。
彼女が眠りから覚めて地上へ上がってみると、そこには核戦争で荒れ果てた無限の荒野が広がっていた。
核戦争前にアキさんと夫と息子が暮らしていたサンクチュアリの町も完全な廃墟になってしまっている。
あの戦争からどれだけの時が経ったのだろう?もう戦争は終わったのだろうか?
今はなにひとつわからない。
わかっているのは、息子が誘拐されたということ。
そして、この荒野のどこかに息子がいるかもしれないということだ。
Vault111から出ると、木箱がいくつか転がっていた。
Fallout4ではこういう木箱やトランクなどが「宝箱」の役割を果たしている。
こう見えても、一応このゲームもRPGですからね・・・。
というより、従来のRPGよりもよほど自由度が高いので真の意味でのロールプレイングゲームと言えるのかもしれない。
ともかく、Fallout4ではいたるところにアイテムが転がっている。
木箱やトランクのほかにもタンスや机の引き出し、ごみ箱の中などにもアイテムがあったりするし、地面に転がっていることもある。
もちろん役に立つアイテムとそうでないアイテムがあるが、ともかくなんでもかんでもアイテムとして持っていくことができるのがベセスダのゲームの大きな特徴だ。
Vaultに避難する直前に、軍の兵士が立ちふさがっていたゲート。
(この記事を参照:Vault111への避難、そして氷漬けに【Fallout4攻略】)
転がっている白骨は逃げ遅れた人々だろうか。
それとも、あのときゲートの前で絶望していた人々だろうか。
ナンマイダブ・・・。
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核戦争後の自宅とサンクチュアリヒルズ
サンクチュアリの自宅にかえってきた。原型はとどめているものの、ボロボロになってかつての面影はない。
(戦争前のキレイな自宅:サンクチュアリヒルズでの新婚生活【Fallout4攻略】)
家はもう完全に廃墟といった様相で、もう住める状態ではなさそうだ。
車もサビサビ、雑草は生え放題に生えている。
見る影もなくなった自宅に呆然とするアキさんだったが、何やら動く物陰が!
敵か?!
コズワーズ「ああ、なんてことでしょう!奥様、生きてらっしゃったんですね!」
よく見てみるとコズワーズもあちこちが錆びて、かなり年季が入ってしまっている。
戦争前は鏡のように輝いていたボディも、いまは赤さびが浮かんで色もくすんでしまっている・・・。
あれから何年経ったのか?
コズワーズがその答えを教えてくれた。
コズワーズ「正確には、210年とちょっとですね。地球の自転と古いクロノメーターのせいで多少のズレはありますが。」
210年・・・。
核戦争が起こったあの日、Vault111に避難して氷漬けにされたあの日から、なんとすでに2世紀以上もの時間が流れていたのだった・・・。
コズワーズ「本当に酷かったんですよ!2世紀もの間、誰も話す人も仕える人もいなかったんです。最初の10年は床のワックスを直そうと試みました。でも、ビニールのフローリングに着いた核降下物を落とすものが何も無いんです、何も!」
コズワーズは210年もの間、ずっと家の世話をしてくれていたらしい・・・何と健気なロボットなのだろう。
そういえばVault111から出てきて最初に見たときも、外の生け垣の手入れをしていたような・・・。
コズワーズ「そういえば、旦那さまとショーンぼっちゃんはどちらへ?」
コズワーズは夫と息子がいないことを心配して、一緒に辺りの廃墟を探すことに。
しかし、当然ながら二人はあらわれない。
アキ「コズワーズ、探してくれてありがとう・・・もういいわ。」
コズワーズ「奥様!諦めてはいけません!町に行ってみてはどうでしょう?コンコードです。ここから一番近い町です。」
歯車のようなマークがVault111、三角のマーカーが現在いるサンクチュアリ。
コンコードはここから目と鼻の先といった距離のようだ。
こうしていてもはじまらない。
すぐにコンコードへと出発することにした。
道を歩き始めると、すぐに廃墟が見えてきた。
ドッグミートとの出会い
”RED ROCKET”
それは、ガソリンスタンドの廃墟だった。
鉄くずと化した車が転がっている。
人の気配もなく、どうやら完全に無人の廃墟のようだが動く物陰がある。
おそるおそる近づいてみる。
立派な体格の犬で、人懐っこい。
すぐにアキさんに懐いて、相棒として一緒に行くことになった。
何を隠そう、彼こそがFallout4きっての萌えキャラ・ドッグミートである。通称「犬肉」だ。
どうしてこの名前がついたのかは知らないが、モデルとなっているのはベセスダのスタッフが飼っている犬だという話もある。
犬種はシェパードだろうか。
警察犬にもよく使われる犬なので、ドッグミート君もとっても頭がいい。
すると、また物陰が動いた!
今度は本当に敵だ!
このクリーチャーは地中から突然でてきて噛みついてくる。
それだけでなく、また地中に姿を隠したかと思うと別の所から出てきて攻撃してくる。
動きもすばしっこくて鬱陶しい敵だけど、10mmピストルで撃つと一発で仕留められる。
さきほど仲間になったドッグミート君も奮戦。とつぜん現れたモールラットの群れを撃退することができた。
ちなみに、モールラットを倒すと「モールラットの歯」や「モールラットの肉」といったアイテムが手に入ります。
こんな気色悪いバケモノの肉なんて食べられないよなぁ・・・。
そもそも、こいつらに噛まれただけで放射能ダメージを受けるんだけど、そんな奴らの肉を食べても大丈夫なのか・・・。
もちろん、大丈夫じゃありません。
たべるとHPは回復するもののガッツリと放射能ダメージを受けます。
さてさて、一仕事終えたところでガソリンスタンドの廃墟を探索してみることに。
なにやらガラクタがたくさんあります。
たとえば、この電話。これもアイテムとして持っていくことができます。
ホットプレートにコーヒーポット、そこにあるマグカップ。
全てアイテムとして持っていくことができます。
こうしてなんでも「取る」ことができるのが、ベセスダのゲームの大きな特徴なんですよね。
で、こういうところも自由度の高さを演出するのに大きく役立っているんだろうなと思います。
前作「Skyrim」まではこういうガラクタを持っていってもほとんど意味はなかったのだけれど、今回からはどうやら違うようです。
Fallout4では武器や家などを作るモードが実装されたため、それらの材料としてこういうガラクタを使えるんですよね。
なので、ガラクタを持てるだけ持っていくというのがFallout4でのプレイスタイルになりそうです。
ガラクタあさりを終えてコンコードへと向かうと、また奇妙な生き物が現れた。
「ブラッドバグ幼生」という蚊のようなクリーチャーが出現。
幼生というからには成虫ではないようだけれど、蚊にしてはかなりでかい。
けれど体が細く、素早く飛び回るため、なかなか攻撃がヒットしない。
かなり厄介な奴らなんだけど、V.A.T.Sモードでなんとか撃破!
そして、そこからすぐのところが目指していたコンコードの町でした。
コンコードへ到着。ここも例に漏れず廃墟となっていました。
到着して間もなく、向こうのほうから銃声が・・・。
銃声ということは、まだ戦争は続いていたのか・・・?
ボストン近郊のこんなところまで中国軍が攻めてきているのか?
いずれにせよ、平和でないことだけは確かなようだ・・・。
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